• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

パドレポデローソがプエルトリコ2冠目を圧勝。ダービー馬バンケーロはまさかの競走中止


写真:Primera Hora https://www.primerahora.com/deportes/hipismo/notas/padre-poderoso-se-lleva-la-segunda-pata-de-la-triple-corona-boricua/

 6月5日、プエルトリコのカマレーロ競馬場でGⅠコパ・ゴベルナドール(ダ1800m - 3歳)が行なわれた。このレースはプエルトリコ3冠競走の2戦目となっている。


 今年は7頭で争われた。①パドレポデローソ(Padre Poderoso)がハナを切り、2番手にプエルトリコ・ダービーの覇者⑦バンケーロ(Banquero)が続いた。この2頭が後続を離して軽快に飛ばしていたが、向こう正面でアクシデントが起こった。バンケーロが鼻出血を起こし、競走中止となったのである。一人旅となったエドウィン・カストロ騎乗のパドレポデローソの勢いは止まらず、2着②タルベスタルベス(Talvez Talvez)に10 1/4馬身もの大差をつける逃げ切り勝ちをおさめた。勝ちタイムは1分57秒19。3着には③ドンララ(Don Lala)が入った。


「1冠目を勝ちたかったが、運がなかった。今日は持てるすべてを出し切ってくれた。私はとても、とても感動している。『強い父親(Padre Poderoso)』という馬名にふさわしい走りだった。3冠馬になるべき馬だった。本当に素晴らしい馬である」と、馬主のホセ・ジャボーナ氏は述べた。


 パドレポデローソは父コンソール、母シャンペインクーリー、その父ザヴァータという血統の3歳牡馬。2019年1月27日にプエルトリコのロス・ジャノス牧場で産まれた。遠戚にはグッバイヘイローの名前がある。父のコンソールは2020年のペルシステンテ(Persistente)、2021年のコンソラドール(Consolador)に続いてこのレース3連覇となった。


 2021年7月11日にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。2歳時はこの1勝のみだったが、12月のGⅠナビダーS(ダ1700m - 2歳)で2着になった。明け3歳は2月の条件戦から始動して2連勝。5月1日のGⅠデルビー・プエルトリケーニョ(ダ1700m - 3歳)では3着に入った。バンケーロの故障もあり、重賞初制覇をGⅠの舞台で決めた。通算成績は11戦4勝(重賞1勝)。


 プエルトリコ3冠競走の最終戦となるGⅠサン・フアン(ダ1900m - 3歳)は7月の第1週に行なわれる予定である。




 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。HP運営のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

サポート : https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2SZ4IYFB3H2AB?ref_=wl_share


【南米GⅠ馬名鑑、発売中です!】

https://note.com/koya_kinoshita/n/n2fa0cd6e260e