• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

パドレポデローソがGⅠサン・フアンを制してプエルトリコ2冠馬に


写真:PRIMERA HORA / Carlos J. Calo https://www.primerahora.com/deportes/hipismo/notas/padre-poderoso-conquista-su-segunda-pata-de-la-triple-corona-boricua/

 7月3日、プエルトリコのカマレーロ競馬場でGⅠサン・フアン(ダ1900m - 3歳)が行なわれた。このレースはプエルトリコ3冠競走の最終戦である。


 レースは5頭で争われた。1冠目のGⅠデルビー・プエルトリケーニョ(ダ1700m - 3歳)の勝ち馬①バンケーロ(Banquero)と、2冠目のGⅠコパ・ゴベルナドール(ダ1800m - 3歳)の勝ち馬③パドレポデローソ(Padre Poderoso)の対決となった。しかし、バンケーロは前走のコパ・ゴベルナドールを鼻出血により競走中止しており、状態が不安視されて3番人気まで人気を落とした。


 そのバンケーロがハナを切り、パドレポデローソが2番手でぴったりとマークした。3コーナー手前からエドウィン・カストロ騎乗のパドレポデローソが早めに先頭を奪うと、そのまま余裕の手応えで押し切って優勝した。勝ちタイムは2分2秒25。12 1/2馬身差の2着に⑤コミシオナード(Comisionado)が入り、3着は②タルベスタルベス(Talvez Talvez)だった。ダービー馬バンケーロは失速して4着に敗れた。


「パドレポデローソがプエルトリコでもっとも素晴らしい3歳馬であることを示した。1冠目のときはあまり体調が良くなかったが、それ以降は順調にいってくれた。このまま健康であることを願っている」と、馬主のホセ・ジャボーナ氏は述べた。


 パドレポデローソは父コンソール、母シャンペインクーリー、その父ザヴァータという血統の3歳牡馬。2019年1月27日にプエルトリコのロス・ジャノス牧場で産まれた。遠戚にはグッバイヘイローの名前がある。


 2021年7月11日にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。2歳時はこの1勝のみだったが、12月のGⅠナビダーS(ダ1700m - 2歳)で2着になった。明け3歳は2月の条件戦から始動して2連勝。5月1日のGⅠデルビー・プエルトリケーニョでは3着に敗れたが、前走のGⅠコパ・ゴベルナドールを快勝した。前走後に馬主が「3冠馬になるべき馬だった」と述べたように、今回も力の違いを見せつけて見事にプエルトリコ2冠馬に輝いた。通算成績は12戦5勝(重賞2勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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