top of page
  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ペトロレーロがGⅠナビダーSを制してプエルトリコ2歳王者に輝く

 12月25日、プエルトリコのカマレーロ競馬場でGⅠナビダーS(ダ1700m - 2歳)が行なわれた。プエルトリコでもっとも重要な2歳GⅠである。


 今年は8頭で争われた。8頭中6頭が前走GⅢプリメーラ・オーラからの参戦となる。そのプリメーラ・オーラを4馬身差で快勝した①ドンチェオ(Don Cheo)が 2/5 で圧倒的な1番人気に支持された。



 ④エルディリヘンテ(El Dirigente)がハナを切り、2番人気の⑦ペトロレーロ(Petrolero)が2番手につけた。1番人気のドンチェオは3番手を進んだ。


 3コーナーでペトロレーロが早くも逃げ馬を交わして先頭に立つと、中団にいた3番人気の⑧カルロスエルカンタンテ(Carlos El Cantante)もペースを上げて進出を開始した。ドンチェオは最内に進路を取って2頭に並びかけ、直線の入口では3頭の争いとなった。


 一度は先頭に立ったドンチェオだが、仕掛けがやや早すぎたか、直線では思ったほど弾けなかった。ドンチェオに交わされて2番手に後退したエドウィン・カストロ騎乗のペトロレーロだが、最後までしぶとく脚を伸ばして差し切り勝ちをおさめた。勝ちタイムは1分50秒18。


 3着は追い込んだ⑧レイジャイール(Rey Yair)だった。終わってみれば、前走GⅢプリメーラ・オーラの1,2,3着馬が今回も上位を独占した。


「この勝利を多くの人に捧げなければならない。とりわけ、生産者の方々に感謝したい。私はペトロレーロに大きな愛情を抱いている。この馬の母であるサマーラインをアメリカで購入し、プエルトリコに連れてきた。母も重賞を勝っている。調教師にもありがとうを述べたい」と、ペトロレーロを所有するルイス・モラーレス氏は勝利後のインタビューで述べた。



 ペトロレーロは父コンソール、母サマーライン、その父テンピンズという血統の2歳牡馬。2020年2月24日にプエルトリコのロス・ジャノス牧場で産まれた。母のサマーラインはアメリカ産馬だがプエルトリコで競走生活を送り、2010年1月1日に行なわれたGⅢアニョ・ヌエボを勝利した。


 2022年5月29日にデビューし、2戦目で初勝利をあげた。前走のGⅢプリメーラ・オーラではドンチェオから4 1/4馬身差離された2着に敗れたが、大舞台で見事に逆転した。通算成績は4戦2勝(重賞1勝)。




内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

bottom of page