• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

サウジCデーにおける南米馬の登録と出否

登録馬一覧は コチラ



【サウジカップ】


○アエロトレン(Aero Trem)

×アフステフィスカル(Ajuste Fiscal)

△カリブランコ(Cariblanco)

×ファーストコンスティテューション(First Constitution)

×フォーザトップ(For The Top)

△イルウィン(Irwin)

×キーファー(Kiefer)

×ローマンロッソ(Roman Rosso)

×トランカフェッロ(Trancaferro)

△スランスラン(Zuran Zuran)


 ウルグアイのアエロトレンがすでにレースに招待され、ヴァグネル・レアル騎手を背に出走することが決まっている。怪我や病気がなければ、同レースに出走する史上初の南米産馬・南米調教馬となる。同馬は昨年12月にウルグアイからドバイへ渡り、現地で調整されている。前哨戦は使わずサウジCに直行する。その後はドバイWCが目標。


 昨年のアルゼンチン2冠馬イルウィンは招待されるには充分な実績を持っているが、本線はドバイWCである。ドバイ遠征が決まったことで、馬主がウルグアイのアントニオ・シントラ調教師に電話をかけ、ドバイにいるウルグアイ馬と一緒に管理してもらうことになった。そのため調教国はウルグアイとなっている。GⅠジョッキークルブでのドーピング違反により1月20日まで出走停止中。


 2018年のチレ競馬場3冠馬で、2019年にサウジアラビアに移籍したチリのカリブランコは、今年こそサウジカップに出走したい。昨年は出走を賭けて国内前哨戦のGⅠサウジ国王杯に挑み、わずかの差でデレヴォ(Derevo)の2着に敗れた。その結果デレヴォがサウジCに出走したわけだが、後にサウジ国王杯でのドーピング違反が発覚し、カリブランコが1着に繰り上がった。まったく不運である。1月15日のサウジアラビアのGⅠに出走する。


 GⅠダルド・ロチャを勝ったアルゼンチンのスランスランはサウジアラビアに移籍したのでここを目指す可能性はある。だが、実績に乏しいので選出は難しいか。その他の馬も選出されることはないだろう。



【サウジダービー】


△イルウィン(Irwin)

×キーファー(Kiefer)

×パーフェクトラヴ(Perfect Love)

△プレリュードライ(Prelude Rye)

×クオリティーブーン(Quality Boone)


 イルウィンは上述のとおり。1600mという距離も適していない。


 昨年のウルグアイ2冠馬でウルグアイ最大のGⅠ競走ホセ・ペドロ・ラミーレスを優勝したプレリュードライは、馬主が4月2日にチリで行なわれるGⅠラティーノアメリカーノを目指すと明言した。が、急遽予定を変更してサウジダービーからUAEダービーになるかもしれない。出走すると決めれば間違いなく招待される。


 ウルグアイのパーフェクトラヴは招待次第だろうが、現在はドバイ滞在中であり、まずはドバイ・デビューを目指しそうだ。同じくウルグアイのクオリティーブーンは、UAE2000ギニーへの参戦が決まったため日程的に出走しない。



【ネオム・ターフC】


×アフステフィスカル(Ajuste Fiscal)

×カリブランコ(Cariblanco)

×エルパトリオータ(El Patriota)

×ローマンロッソ(Roman Rosso)

×サルタリーンドバイ(Saltarin Dubai)

×スランスラン(Zuran Zuran)

△フォーザトップ(For The Top)

×ミリニャーケ(Miriñaque)


 2020年3着、2021年10着だったアルゼンチン産馬フォーザトップは3年連続の出走を目指すだろう。その他の馬は芝で通用しそうにない。2019年のアルゼンチン2冠馬ミリニャーケは3000mのレッド・シー・ターフHに回る。



【リヤド・ダート・スプリント】


×ベットロー(Bet Law)

○ルディートリガー(Rudy Trigger)

×アッパークラス(Upper Class)


 ミリニャーケに帯同してサウジアラビアに遠征するアルゼンチンのルディートリガーは、リヤド・ダート・スプリントと1351ターフ・スプリントの両にらみ。どちらか出走できるほうに出走する。


 ウルグアイのベットローとアッパークラスは1月14日にドバイで出走する。そのままドバイ開催に集中するものと思われる。



【1351ターフ・スプリント】


×ベットロー(Bet Law)

×ハッピークラフ(Happy Craf)

○ルディートリガー(Rudy Trigger)

×アッパークラス(Upper Class)


 上記に同じ。



【レッド・シー・ターフH】


○ミリニャーケ(Miriñaque)

×スランスラン(Zuran Zuran)

×フォーザトップ(For The Top)

×アフステフィスカル(Ajuste Fiscal)

×エルパトリオータ(El Patriota)

×サルタリーンドバイ(Saltarín Dubai)

×ローマンロッソ(Roman Rosso)


 昨年このレースで7着だったアルゼンチンのミリニャーケが2年連続で出走する。同馬を管理するマリーア・ムニョス調教師が明らかにした。その他の馬は距離が長すぎる。



【サウジ・インターナショナルH】


×アフステフィスカル(Ajuste Fiscal)

×カリブランコ(Cariblanco)

×エルパトリオータ(El Patriota)

×ハッピーデイ(Happy Day)

×ペッパーミル(Pepper Mill)

×パーフェクトラヴ(Perfect Love)


 出走を明言している馬はいない。わざわざこのレースを選ぶ理由も見当たらない。ウルグアイから、GⅠカルロス・ペジェグリーニに出走したハッピーデイと、GⅠシウダー・デ・モンテビデオを優勝したペッパーミルが登録したのは驚きだった。どちらも1月6日に出走したばかりでまだウルグアイにいるため、参戦の可能性は低いだろう。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

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