• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ソカハーモニーがトリニダード2冠目のGⅠミッドサマーでクラウンプリンスを逆転

 8月1日、トリニダード・トバゴにあるサンタ・ロサ競馬場でGⅠミッドサマー・クラシック(ダ1800m - 3歳)が行なわれた。このレースはトリニダード・トバゴ3冠競走の2戦目となっている。


 今年は7頭で争われた。1冠目のGⅠギニーズ(ダ1800m - 3歳)の勝ち馬④クラウンプリンス(Crown Prince)が2冠を懸けて出走し、単勝オッズ 2/5 の1番人気に支持された。ギニーズで2着だった牝馬②ソカハーモニー(Soca Harmony)が逆転を狙う。こちらは 5/2 の2番人気に推された。


 ③ダヴィンドラ(Davindra)がハナを切り、外の2,3番手にクラウンプリンスが続いた。ソカハーモニーは内の4番手で脚を溜めた。残り800m地点でノーベル・アブレーゴ騎乗のソカハーモニーが内をするすると抜けて先頭に踊り出ると、クラウンプリンスもそれについていった。しかし、ソカハーモニーのほうが手応えも脚色も良く、2着クラウンプリンスに8 3/4馬身もの差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分55秒20。2着からさらに8 3/4馬身離れた3着は3番人気のダヴィンドラだった。


 ソカハーモニーは父ジュヴェ、母ソカラプソディー、その父マーケットラリーという血統の3歳牝馬。2019年5月27日にトリニダード・トバゴのレスター・ムーア氏が生産した。半姉のソカシンフォニー(Soca Symphony)も同日のGⅢサンタ・ロサ・ダッシュ(ダ1200m - 3歳以上)を勝利し、姉妹で開催を彩った。


 2021年12月27日にデビューすると、3戦目で初勝利をあげた。5月22日に行なわれた1冠目のGⅠギニーズでは、クラウンプリンスに3 1/2馬身をつけられて2着に敗れた。しかし、前走7月2日のハンデ戦を14 1/4馬身差で圧勝して今回に臨み、4度目の直接対決でようやくライバルを逆転することができた。通算成績は8戦3勝(重賞1勝)。


 3冠最終戦となるGⅠトリニダード・ダービーS(ダ2000m - 3歳)は、9月24日にサンタ・ロサ競馬場で行なわれる予定である。そこがクラウンプリンスとソカハーモニーの完全決着の場となるだろうが、もしかしたら8月31日のGⅠインディペンデンス・カップで再戦する可能性もある。




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