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GⅠインディペンデンスCはダービー馬ストロークオブラックが勝利

 8月31日、トリニダード・トバゴのサンタ・ローサ競馬場でGⅠインディペンデンスC(ダ1800m - 3歳以上)が行なわれた。2021年は新型コロナウイルスの影響により中止となったため、2年ぶりの開催となる。


 レースはブライアン・ブードラムシング騎乗の2番人気④ストロークオブラック(Stroke Of Luck)が勝利した。道中は中団を追走すると、残り800m地点で3番手に上がり、直線で逃げた②スーパーバード(Super Bird)をとらえて2馬身差の勝利をおさめた。勝ちタイムは1分55秒20。


 3着は⑨ジャストエクスヘイル(Just Exhale)だった。1番人気に支持された①クーデター(Coup D' Etat)は5着に敗れた。



 ストロークオブラックは父ジュヴェ、母オールウェイズアプリンセス、その父カリスマティックキャットという血統の4歳牡馬。2018年4月20日にトリニダード・トバゴで産まれた。


 2021年1月23日にデビューしたが、6戦しても勝利をあげることはできなかった。しかし、未勝利馬ながら挑んだ11月13日のGⅠギニーズで2着になると、12月11日のGⅠトリニダード・ダービーSを2 1/2馬身差で勝利し、未勝利馬からいっきにダービー馬に上りつめた。GⅠ制覇はそのとき以来2勝目である。通算成績は14戦5勝(重賞2勝)。


 トリニダード・トバゴ産馬によるインディペンデンスCの勝利は2013年のガルヴェストン(Galveston)以来である。2014,19,20年はジャマイカ産馬が、2015年から2018年までは北米産馬が勝利していた。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

Instagram : @kinoshita_koya1024

Mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

HP : https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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