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  • 木下 昂也(Koya Kinoshita)

3歳馬クラウンプリンスが激闘を制してGⅠゴールド・カップを優勝

 12月27日、トリニダード・トバゴのサンタ・ローサ競馬場でGⅠゴールド・カップ(ダ2000m - 2歳以上)が行なわれた。


 今年は8頭立てとなった。ミッドサマーとダービーの2冠を達成した3歳牝馬⑥ソカハーモニー(Soca Harmony)が 6/5 で1番人気に支持された。前走のGⅠステュワーズ・カップでは1200mという距離不足もあって4着に敗れたが、適距離のここでは力を出せそうだ。


 2/1 の2番人気に支持された①ストロークオブラック(Stroke Of Luck)は2021年のダービー馬で、今年は8月にGⅠインディペンデンスCを勝利した。3/1 で3番人気となった②メイキングヘッドラインズ(Making Headlines)は2020年のこのレースの勝ち馬で、昨年も2着に入った。だが、今年は11月に入ってからようやく始動し、ここまで2戦して勝ち星なしと臨戦過程に不安がある。


 その他、3冠競走の1戦目ギニーズを勝った⑤クラウンプリンス(Crown Prince)、2020年の3冠馬⑧ワイズガイ(Wise Guy)も出走した。



 ④スプレマシー(Supremacy)がハナを切った。クラウンプリンスが2番手につけ、⑦フィニッシングタッチ(Finishing Touch)が3番手となった。上位人気馬はその後ろを追走した。馬群は先頭から最後尾まで5馬身ほどと固まった


 残り1000m地点でクラウンプリンスが先頭に並びかけると、ストロークオブラックとソカハーモニーが必死に前を追った。しかし2頭の伸びはなく、代わりに道中は中団に控えていた最低人気の③ジャストエクスヘイル(Just Exhale)がクラウンプリンスに迫った。


 直線は2頭の叩き合い。この激闘をキマール・サント騎乗の⑤クラウンプリンス(Crown Prince)がクビ差しのいで優勝した。勝ちタイムは2分10秒80。


 2着のジャストエクスヘイルは前走のGⅠステュワーズ・カップでも 99/1 という最低人気ながら3着に突っ込んでおり、今回も波乱を演出した。2着から9馬身も離れた3着が1番人気のソカハーモニーだった。



 クラウンプリンスは父ジュヴェ、母オールウェイズアプリンセス、その父カリズマティックキャットという血統の3歳騙馬。2019年5月21日にトリニダード・トバゴで産まれた。全兄にはストロークオブラックがいる。


 2021年12月27日にデビューし、無傷の3連勝でトリニダード・トバゴ3冠競走の初戦GⅠギニーズを勝利した。3冠も期待されたが、2冠目のGⅠミッドサマーと3冠目のGⅠトリニダード・ダービーではソカハーモニーの2着に敗れた。


 11月のハンデ戦を4 1/2馬身差で快勝し、前走はGⅠステュワーズ・カップに出走したが、勝ち馬から5 1/4馬身差の5着に沈んだ。今回は人気を落としたが、今年最後の開催でビッグタイトルを手に入れた。通算成績は9戦5勝(重賞4勝)。


 クラウンプリンスを管理するジョン・オブライエン調教師は2020年のメイキングヘッドラインズ、2021年のアファーマティヴ(Affirmative)に続いてこのレース3連覇。通算8勝目となった。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

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