• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

アグネスゴールド産駒デミムーアがGⅢロンジンカップの主演女優賞を受賞


写真:Hector Garcia(@PuchiGarcia33) https://twitter.com/PuchiGarcia33/status/1452379944709984257

 10月24日、ウルグアイのマローニャス競馬場でGⅢロンジンカップ・ウルグアイ(芝1600m - 3歳以上牝馬)が行なわれた。競馬の南米選手権GⅠラティーノアメリカーノと同日に開かれる牝馬限定の重賞競走である。


 2020年のウルグアイ年度代表牝馬オンラレアル(Honra Real)、アルゼンチンから遠征した重賞2勝のエスカビアール(Escabiar)に加え、昨年の勝ち馬ケフェリシダー(Que Felicidad)、GⅢ馬ペッパーミル(Pepper Mill)など、15頭によって争われた。


 3番人気の⑥ケフェリシダーがレースを引っ張った。1番人気のオンラレアルは中団やや後ろ、2番人気のエスカビアールは中団やや前のポジションを取った。直線半ばでエスカビアールが抜け出し、これは勝負ありと思われたところに、後方を追走していたジョゼー・ダ・シルヴァ騎乗の5番人気デミムーア(Demi Moore)が大外から猛烈な勢いで脚を伸ばし、エスカビアールを半馬身差差し切って優勝した。勝ちタイムは1分34秒81。2着にはエスカビアールが、3着にはペッパーミルが入った。オンラレアルは良い手応えで直線を向いたが、伸びきれずに4着に敗れた。枠順抽選会で最初に選択権を与えられながら大外枠を選択するという奇策が仇となった。


「ダ・シルヴァ騎手が最高の騎乗をしてくれた。今回のように実力が拮抗したレースでは、騎手の力量が鍵になる。彼は直線で外に持ち出せれば勝てる脚を使ってくれると言っていたが、本当にそのとおりになった。重賞を勝つのはいつでも嬉しいが、今日のような日(ラティーノアメリカーノが行なわれる日)に勝つのは特別だ。自分のチームと、ラ・コンコルディア牧場の人々に感謝したい」と、同馬を管理するアントニオ・シントラ調教師は述べた。


 デミムーアは父アグネスゴールド、母トレブラス、その父サンダーガルチという血統の4歳牝馬。2017年9月9日にウルグアイのラ・コンコルディア牧場で産まれた。ウルグアイ産馬のアグネスゴールド産駒はウルグアイ・スタッドブックに7頭しか登録されておらず、非常に珍しい。


 2020年6月28日にデビューし、4戦目で初勝利をあげた。だが、以降は掲示板には乗るものの勝ち星を挙げることはできなかった。今回の勝利が2勝目となった。通算成績は11戦2勝(重賞1勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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