• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ウルグアイ大統領がカタール首長にクリオージョ馬を贈る


クリオージョ馬(Caballo Criollo)。
写真:Sociedad de Criadores de Caballos Criollos del Uruguay https://caballoscriollos.com.uy/

 ウルグアイのルイス・ラカージェ・ポウ大統領が、カタールのタミーム・ビン・ハマド・アール=サーニー首長にクリオージョ馬を贈った。『エル・パイス(El País)』『モンテビデオ・ポルタル(Montevideo Portal)』、『テレノチェ(Telenoche)』といったウルグアイのメディアが報じた。


 昨年12月にカタールを公式訪問したラカージェ・ポウ大統領は、ウルグアイの馬を所有したいと述べた首長に対し、クリオージョ馬を贈ると約束した。クリオージョ馬は南米原産の品種であり、16世紀にスペインから南米大陸に持ち込まれた馬の子孫である。アルゼンチンとウルグアイの国馬であり、文化遺産にも指定されている。今回の輸出はそのときの約束の履行である。


 ウルグアイ・クリオージョ馬生産者協会(Sociedad de Criadores de Caballos Criollos del Uruguay)は今回の輸出について、「国馬であり文化遺産にも指定されているクリオージョ馬を国家間の贈り物として選んでもらえたとは光栄である。どの牧場の馬を選定するかは我々にとって難しい問題ではあったが、ラ・インベルナーダ農場の馬が適していると考えた」と述べた。


 ウルグアイ東部のセーロ・ラルゴ県にあるラ・インベルナーダ牧場から選ばれたのはムルタ(Murta LI)という名前の7歳牝馬である。語尾の "LI" はラ・インベルナーダ(La Invernada)の頭文字である。「我々はウルグアイ純血の、見た目が良く、従順で、状態が良く、(競技などで)走ったことのないクリオージョ馬を探した。いかなる怪我のリスクも避けるためである。冬毛が生えていたので、カタールの40度にも達する気温に備えて刈った」と、同牧場の責任者であるジョアン・アントニオ・マルチンス氏は説明した。


 ムルタはウルグアイ農牧畜水産省の主導でワクチン接種などを施され、現地時間7月11日の午後にモンテビデオのカラスコ国際空港から出国した。ドイツ経由でカタールに向かう。カタールでは首長が管理する厩舎に入るという。



 内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。HP運営のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

Twitter : @koyakinoshita24

G-mail : kinoshita.koya1024@gmail.com

サポート : https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/2SZ4IYFB3H2AB?ref_=wl_share


【南米GⅠ馬名鑑、発売中です!】

https://note.com/koya_kinoshita/n/n2fa0cd6e260e