• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

人気薄の良血馬ヘイローフィーヴァーがGⅠジョッキークルブであっと驚く勝利


ヘイローフィーヴァー(Halo Fever)
写真:Germán Boiso(@BoisoGerman) https://twitter.com/BoisoGerman/status/1576704335219609601


 10月2日、ウルグアイのマローニャス競馬場でGⅠジョッキークルブ(ダ2000m - 3歳)が行なわれた。このレースはウルグアイ3冠競走の第2戦目となっている。


 ポージャ・デ・ポトリージョスの勝ち馬ローレライ(Loreley)がアメリカ移籍。エスウニコ(Es-Único)とラッキートリック(Lucky Trick)という素質馬は怪我で回避。13頭と頭数はそろったが、有力馬不在の1戦となった。ポージャ・デ・ポトリージョスで2着だったラストアクションヒーロー(Last Action Hero)が1番人気、3着だった⑦アイオンザプライズ(Eye On The Prize)2番人気に支持された。


 4番人気の④ドンサバテール(Don Savater)がハナを切り、2番手にラストアクションヒーローがつけた。アイオンザプライズは中団の内を追走した。直線では粘るドンサバテールを4番手から徐々にポジションを上げていったウァルデマール・マシエル騎乗の12番人気⑤ヘイローフィーヴァーが捕まえ、ラストアクションヒーローの追い上げも1馬身差封じてそのまま逃げ切った。良馬場の勝ちタイムは2分5秒13。3着にはドンサバテールが粘った。


「(どのくらい自信があったかという質問に対し)馬のことは大いに信頼していた。レースの結果もそうだし、チームの仕事にもとても満足している。ウルグアイの馬主が所有するウルグアイ産の馬で勝てたのが嬉しい」と馬主のブルーノ・ヌニェス氏は述べた。


 ヘイローフィーヴァーは父テキサスフィーヴァー、母テレフォニカ、その父サザンヘイローという血統の3歳牡馬。2019年9月28日にウルグアイのエル・サント牧場で産まれた。5代母に名母フィリピーナを持つ優秀な牝系の一族である。半姉のブリジャンテオーケー(Brillante OK)はGⅠシウダー・デ・モンテビデオの勝ち馬。


 12番人気という低評価も納得の戦績である。2022年1月23日にデビューしたが、未勝利を脱出したのは4戦目、前走9月4日の未勝利戦だった。それも3/4馬身差という僅差の勝利だった。良血馬が大舞台でその才能を開花させた。通算成績は5戦2勝(重賞1勝)。


 次走についてグスタボ・ベルガーラ調教師は「ナシオナル(ダービー)へ向かうつもり。このまま健康でいてほしい。まだ5戦しかしていないフレッシュな馬なので、伸びしろはある」と述べた。




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