• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

ブービー人気のドッグブライドが最内を抜けてウルグアイ・オークス馬に輝く


ドッグブライド(Dog Bride)
写真:Germán Boiso @BoisoGerman https://twitter.com/BoisoGerman/status/1576704335219609601


 10月2日、ウルグアイのマローニャス競馬場でGⅠセレクシオン(ダ2000m - 3歳牝馬)が行なわれた。このレースはウルグアイのオークスに相当する。


 今年は10頭で争われた。2歳女王であり前走のGⅠポージャ・デ・ポトランカスを4馬身差で快勝した②aクアトロイヴィンチ(Quatro Y Vinte)が1.80倍で1番人気に支持された。5連勝でオークス馬の座も手に入れるか。ポージャ・デ・ポトランカスで3着だった①aオリンピックメダル(Olympic Medal)、前哨戦のGⅢを勝った④フレンチアヴェニュー(French Avenue)が4.60倍で2番人気タイとなった。


 クアトロイヴィンチが好スタートからハナに立とうとしたが、外から⑥アマルーラ(Amarula)が先頭を奪った。クアトロイヴィンチは折り合いを欠いて中団まで下がった。

直線では好位につけたフレンチアヴェニューと、盛り返したクアトロイヴィンチが外から伸びようとした。しかし、道中は後方の内で脚を溜めていたエリック・アコスタ騎乗の③ドッグブライド(Dog Bride)が最内から鮮やかに抜け出し、そのまま直線も伸びて勝利をおさめた。同日のジョッキークルブと同じく、この馬も10頭立ての9番人気という伏兵だった。良馬場の勝ちタイムは2分6秒72。半馬身差の2着にはフレンチアヴェニューが入り、クアトロイヴィンチは3着だった。


「前走も勝ったと思ったが数メートル届かなかった。今回は鞍上と綿密にミーティングをした。良いレースができた」と、管理するグスタボ・アコスタ調教師は述べた。


 ドッグブライドは父ティースオブザドッグ、母ビーマイブライド、その父サクセスフルアピールという血統の3歳牝馬。2019年9月26日にウルグアイのエル・サント牧場で産まれた。父のティースオブザドッグはこれが産駒のGⅠ初勝利である。


 2022年3月25日にラス・ピエドラス競馬場でデビューし、2戦目で初勝利をあげた。2歳時は6戦2勝という成績だった。7月のGⅢで2着と好走したが、GⅠポージャ・デ・ポトランカスではクアトロイヴィンチから7馬身差の6着に敗れた。前走のGⅢでも2着に敗れて今回は人気を落としたが、鞍上の好騎乗に支えられてオークス馬の座を獲得した。通算成績は11戦3勝(重賞1勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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