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ウォーフロントの半弟ノースダコタがウルグアイで種牡馬入り

 2020年のGⅢレッド・スミスSを優勝したノースダコタ(North Dakota)が、ウルグアイのクアトロ・カベサス牧場とドン・ベベ牧場で種牡馬入りすることが分かった。クアトロ・カベサス牧場が SNS で発表した。同馬はすでにウルグアイに到着している。


 ノースダコタは父メダグリアドーロ、母スターリードリーマー、その父ルビアーノという血統の7歳牡馬。2016年4月15日にアメリカのケンタッキー州で産まれた。


 2018年6月10日にデビューし、8戦目で初勝利をあげた。2020年11月21日にアケダクト競馬場で行なわれたGⅢレッド・スミスSを勝利。GⅠペガサスWCターフにも出走したが10着に敗れた。2021年4月17日のGⅡエルクホーンSで4着がラストランとなった。


 2022年4月にキーンランドで開かれたセールに上場され、マティアス・ビジャミル氏に5万ドルで落札された。その後ウルグアイに送られ、今シーズンから種牡馬として供用される予定である。



 ノースダコタがウルグアイ競馬への適性を持っていることはすでに証明されている。半兄には名種牡馬ウォーフロント(War Front)、ペルーで種牡馬として活躍中のリヴィエラカクテル(Riviera Cocktail)、そしてエクレシアスティック(Ecclesisastic)がいる。エクレシアスティックは2009年から2018年までウルグアイのドン・アルベルト牧場で種牡馬として供用され、6度もウルグアイ最優秀種牡馬を受賞した。


「エクレシアスティックが種牡馬としてウルグアイで成し遂げた偉業は説明不要である。その半弟であるノースダコタは夢にまで見た種牡馬である」と、同馬を導入したクアトロ・カベサス牧場は述べた。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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