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パパミムが南米選手権ウルグアイ代表の座を獲得


写真:Germán Boiso(@BoisoGerman) https://twitter.com/BoisoGerman/status/1698470443663929681

 9月3日にウルグアイのマローニャス競馬場で行なわれたリステッド競走ラス・ピエドラス(芝2100m - 3歳以上)は、カルロス・ラヴォール騎乗の1番人気②aパパミム(Papa Mim)が勝利した。


 道中は後ろから4番手の位置で脚を溜めると、直線で大外から末脚を伸ばし、前の馬たちをいっきに抜き去った。良馬場の勝ちタイムは2分8秒77。



 このレースは、10月7日にアルゼンチンのサン・イシドロ競馬場で開催される『競馬の南米選手権』GⅠラティーノアメリカーノ(芝2000m - 4歳以上)のウルグアイ代表馬を決める戦いだった。勝ったパパミムには、ラス・ピエドラス競馬場からの推薦としてウルグアイ代表の座が与えられた。


 パパミムを生産・所有するフィリップソン牧場はレース後のインタビューで、「ウルグアイ代表としてアルゼンチンに遠征するか?」という質問に対して「もちろんだ。アルゼンチンに行く」と明言した。本番での鞍上はカルロス・ラヴォール騎手を予定している。


 南米選手権に挑むウルグアイ代表馬は、ドンムーサ(Don Musa)とパパミムになるはずだった。


 しかし、ドンムーサはリドカインの使用違反で出走停止処分を科されてしまった。本来はこのリステッド競走に出走する予定だったが、強制的に除外となった。出走停止の期間は今のところ未定であり、処分によっては南米選手権に出走できない。


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Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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