• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

【スペイン語でアメリカ競馬】現地コメンテーターによるベルモントSの分析と予想

ラ・トリフェクタ(La Trifecta)

America's Best Racing のスペイン語放送


【ダーウィン、アニス、クラウディアによる分析】


 モードニゴール(Mo Donegal)の馬体が素晴らしい。ベルモントSに向けて心身共に万全という感じで、まるで勝者のように振る舞っている。


 ネスト(Nest)も非常に良い出来にある。小柄な牝馬だからモードニゴールやウィーザピープルのように見栄えはせず、馬体の小ささが心配されるかもしれない。しかし、人間でもマラソンを走る人は細身であることが多いように、身体の大きさはベルモントSのような長距離戦ではまったく関係ない。ネストもシャープでエレガントな馬体をしている。勝機は充分にある。トッド・プレッチャーという魔術師が管理していることも有利に働くだろう。


 写真や動画を見たかぎりでは、リッチストライク(Rich Strike)がとても印象的だった。咬みついたり立ち上がったりする気性難の馬だったが、今回は変わった。おそらく、気性を改善するためにプリークネスSを回避したのだろう。回避して作った時間を、調教師は休養と気性のコントロールに充てた。毎日のようにポニーと一緒にスクーリングを行ない、とても落ち着きがある。調教の動きも良い。鞍上のソニー・レオン騎手が本番前にベルモントパーク競馬場で騎乗するのも有利に働く。


【予想】

アニス ◎ネスト

ダーウィン ◎ネスト

クラウディア ◎ネスト


 

アヘンテス305(Agentes 305)

ベネズエラ系アメリカ競馬メディア


ホセ・ベレンスエラ元騎手による分析と予想


 今年のベルモントSは実力が拮抗している。世代のリーダーがおらず、どんな結果にもなりうる。


 ウィーザピープル(We the People)がハナを切るだろう。しかし、ケンタッキー・ダービーのように破滅的なペースにはならない。したがって、ケンタッキー・ダービーのような追い込みは見られない。


 レースのポイントは2つある。1つ目は、ウィーザピープルがどのようなペースを刻むのか。2つ目は、ネストがスタートしてからウィーザピープルについていくのか、それとも後ろからゆったり構えるのかである。


 本命はウィーザピープル。前走のGⅢピーターパンSでベルモントパーク競馬場を経験しているのが有利に働く。環境、馬場、ペース配分をすでに理解している。また、父コンスティテューション×母父ティズナウという血統も心強い。この組み合わせを持つティズザロー(Tiz The Law)もベルモントSを勝った。


 対抗にはクリエイティヴミニスター(Creative Minister)を選ぶ。前走GⅠプリークネスSの走りが非常に良かった。まだ若い馬だが着実に成長しており、今回は大きなチャンスである。逆転も可能だろう。


 3番手はリッチストライクにしたが、厳しい戦いは免れない。ケンタッキー・ダービーはペースに助けられたところがあり、今回はケンタッキー・ダービーのような追い込みを発揮できるとは思わない。しかし、同胞のソニー・レオン騎手が乗るということで期待している。これまでのレーススタイルを貫いてほしい。状態は非常に良いと思う。ポニーとスクーリングを重ねて落ち着きがあり、その落ち着きが本番で良い方向に作用するはずだ。


 この3頭だけでいいと思っているが、強いて挙げるならモードニゴール(Mo Donegal)とバーバーロード(Barber Road)。モードニゴールはケンタッキー・ダービーで外を回った。リッチストライクは内を回っており、その差が勝敗を分けたと思う。今回はリッチストライクより上に来るかもしれない。バーバーロードも追い込んでくる可能性がある。






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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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