top of page

ハビエル・カステジャーノ騎手がケンタッキーダービー優勝の喜びを母国メディアに語る

 5月6日のケンタッキーダービーをメイジ(Mage)で優勝したハビエル・カステジャーノ騎手が、ベネズエラ最大級のスポーツメディア『メリディアーノ(meridiano)』にその喜びを語った。


「ルイス・サエスが騎乗契約の都合でメイジに乗ることができなかった。彼はブルーグラスの勝ち馬であり、ケンタッキーダービーの有力馬タピットトライスに乗らなければならなかった。グスタボ・デルガード調教師と馬主たちのおかげで私は再びメイジに跨ることができ、ダービーで良いパフォーマンスを見せられた」


「メイジは若い馬で、まだ4戦しかしていない。ファウンテン・オブ・ユースS、フロリダ・ダービー、ケンタッキーダービーと、ここ3戦はいずれもゲートの出があまり良くなかった。この馬は後ろからレースを運んで末脚を活かすタイプ。グスタボ・デルガード調教師と朝の調教でやるようなスタイルが合っている。質の高いサラブレッドで、優れた末脚とスピード能力を持っている。ケンタッキーダービーでもそういう走りを期待していた」



「レースプランは落ち着いてゲートを出ることだった。これは去年のリッチストライクも1971年のカニョネーロもそうだった。これが目標であり、作戦であり、戦術だった。あとはすべてが思いどおりに進み、勝利を手にすることができた。メイジの状態は本当に良かったし、馬群の中でも落ち着いていた。とても賢く大人びた馬である。それでもまだ成長途上の若い馬で、将来性は充分にある」


「メイジはどんな馬場にも対応できる。ガルフストリームパーク競馬場のコース・馬場はボルチモアで行なわれるプリークネスSのコース・馬場と似ている。彼はガルフストリームパーク競馬場のファウンテン・オブ・ユースSとフロリダ・ダービーで良い走りをした。私自身プリークネスSを2勝しており、ピムリコ競馬場のコースは熟知している。ダービー後の馬の状態も良いと聞いているし、グスタボ・デルガード調教師とは毎日連絡を取っている。神のご加護があってここから2週間を無事に過ごせれば、プリークネスSに向かうと思う」


「こうしてメディアに出演する機会をもらえて感謝している。また、ベネズエラの競馬ファンには心からお礼を言いたい。私が騎乗するレースをいつも応援してくれるあなた方のことを愛しています。神の祝福を」


 

☆チリの名種牡馬ヒューソネット(Hussonet)の名前がつけられたチリワインが日本でも購入できます。ぜひお試しあれ!


 



内容が面白かった・役に立ったという方は、ハートボタンのクリックや、SNSのフォロー、サポートなどをよろしくお願いします。活動のモチベーションにつながります。


----------

木下 昂也(Koya Kinoshita)

【Twitter】 @koyakinoshita24

【Instagram】 @kinoshita_koya1024

【Mail】 kinoshita.koya1024@gmail.com

【HP】 https://www.keiba-latinamerica.com/

Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

  • X
  • Instagram
  • スレッド
  • note
  • Amazon
  • Ko-fi

CATEGORY

bottom of page