• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

メローサが3冠牝馬サンドバレーラを破る大金星。ダニエロルドは20戦目で初重賞を掴む


写真:OFICIAL INH(@OficialINH) https://twitter.com/OficialINH/status/1525910724429619201/photo/2

 5月15日にベネズエラのラ・リンコナーダ競馬場で行なわれたGⅠグスタボ・アビラ(ダ1600m - 4歳以上牝馬)は、ロベルト・カプリーレス騎乗の6番人気⑦メローサ(Melosa)が直線で末脚を爆発させて差し切り勝ちをおさめた。勝ちタイムは1分37秒20。2着はセニョリータチェノーマ(Srta. Chenoma)で、3着はシャラポワ(Sharapova)だった。


 このレースには昨年無敗で牝馬3冠を達成し、ベネズエラ国内9戦9勝と無類の強さを誇っていた⑥サンドバレーラ(Sandovalera)も出走しており、圧倒的な1番人気に支持された。しかし、いつものような行きっぷりは見られず、直線で失速して4着に敗れた。昨年12月のプエルトリコ遠征で鼻出血を発症して大差の最下位に敗れ、今回はそれ以来のレースだった。鼻出血の影響があったのかもしれない。


 メローサは父ロジャーロケット、母エスターズクラッシーラス、その父クワイエットアメリカンという血統の4歳牝馬。2018年5月15日にベネズエラのロス・カラカーロス牧場で産まれた。


 2021年1月31日にデビューし、3戦目で初勝利をあげた。牝馬3冠戦線でも注目を集めたが、サンドバレーラの前に3冠すべてで2着に敗れた。今回リベンジを果たして悲願のGⅠ初制覇となった。通算成績は11戦4勝(重賞2勝)。


 同日にはGⅠフアン・アリアス(ダ1600m - 4歳以上)も行なわれ、フランシスコ・ケベード騎乗の⑥ダニエロルド(Danierold)が5番手から徐々にポジションを上げていき、そのまま差し切り勝ちをおさめた。2着はバリーホワイト(Barrywhite)で、3着はテンプラリオ(Templario)だった。勝ちタイムは1分37秒80。


 ダニエロルドは父ゼットヒューマー、母アナベーラ、その父クラシックキャットという血統の5歳牡馬。2017年5月23日にベネズエラのウラーマ牧場で産まれた。通算20戦目にしてようやくの重賞初制覇をGⅠの舞台で決めた。


 なお、グスタボ・アビラは1971年のケンタッキー・ダービーを優勝したベネズエラ調教馬カニョネーロ(Cañonero)に騎乗していた騎手の名で、フアン・アリアスはカニョネーロを管理していた調教師の名である。両レースは2021年よりGⅠ競走となった。





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