GⅠ3勝のマジョラルがオロパル牧場で種牡馬入り

写真：Dimensión Hípica / Frank Celauro https://www.dimensionhipica.net/mayoral-nuevo-padrillo-en-el-haras-oropal/

　ベネズエラGⅠを3勝したマジョラル（Mayoral）が現役を引退し、2023年よりオロパル牧場で種牡馬入りする。ベネズエラの競馬メディア『ディメンシオン・イピカ（Dimensión Hípica）』が報じた。前走のGⅡホセ・マリーア・バルガスで6着後に前脚の負傷が発覚した。

　マジョラルは父ドキュメンタリー、母エクシトーサ、その父ウォーターポエットという血統の7歳牡馬。2015年1月24日にベネズエラのモヌメンタル牧場で産まれた。

　フェルナンド・パリージ調教師の管理馬として2018年2月25日にデビューし、2戦目で初勝利をあげた。2018年12月のGⅡブルレスコで重賞初勝利をおさめると、翌年はGⅠプレシデンテ・デ・ラ・レプブリカを含む重賞3勝の活躍を見せ、その年のベネズエラ最優秀4歳以上牡馬に選出された。

　2020年もGⅠプレシデンテ・デ・ラ・レプブリカを制して連覇を達成。2021年にはGⅠフアン・アリアスを勝利し、その年の最優秀マイラーのタイトルを受賞した。通算成績は22戦10勝（重賞6勝）。

■ 2019年GⅠプレシデンテ・デ・ラ・レプブリカ

■ 2020年GⅠプレシデンテ・デ・ラ・レプブリカ

■ 2021年GⅠフアン・アリアス

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木下昂也（Koya Kinoshita）

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