• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

伏兵バリーホワイトがGⅠジョッキークルブ・デ・ベネスエラで圧巻の逃げ切りを見せる


バリーホワイト(Barrywhite)
写真:OFICIAL INH(@OficialINH) https://twitter.com/OficialINH/status/1574152423232442368


 9月24日、ベネズエラのラ・リンコナーダ競馬場でGⅠジョッキークルブ・デ・ベネスエラ(ダ1800m - 3歳以上)が行なわれた。


 10頭立てとなった。②ダニエロルド(Danierold)、⑥エルデフロイス(El De Froix)、⑨パパーペドロ(Papá Pedro)、⑩アピストス(Apistos)というベネズエラ古馬の上位馬が顔を合わせた。3歳勢からはGⅠクリーア・ナシオナルを勝った③アメラサード(Amelazado)が参戦し、出走馬の半分がGⅠ馬という注目の1戦となった。


 水の浮く馬場でのレースとなった。スタートの速かったハイメ・ルーゴ・ジュニオール騎乗の⑤バリーホワイト(Barrywhite)がハナを切り、2番手には3歳の僚馬⑧フトゥーロ(Futuro)がつけた。人気どころでは、パパーペドロが4番手を追走したが、3コーナー手前で早々に脱落してしまった。バリーホワイトの勢いは直線に入っても衰えないどころか、むしろ加速して後続をぐんぐんと引き離し、2着のエルデフロイスに8馬身もの大差をつけて勝利した。重馬場の勝ちタイムは1分50秒80。3着にアピストス、4着はフトゥーロで、3頭出しだったアルバホスの所有馬による1,2,4決着となった。


「GⅠを勝てたことをまず神に感謝したい。自分を信頼して乗せてくれた馬主、調教師、チーム全員のおかげである。スピードを活かす思い描いていたとおりのレースができた。馬場も味方してくれた。道中はとても楽で、直線に入ったときには勝利を確信した」と、"ポチート"・ルーゴ騎手は振り返った。


 バリーホワイトは父イマジナリーセーラー、母ヘロネーサ、その父シャワフという血統の5歳牡馬。2017年1月28日にベネズエラのラ・アランブラ牧場で産まれた。


 2020年6月28日にデビューし、4戦目で初勝利をあげた。3歳時は5戦2勝で終え、翌年は怪我の影響で1戦しかできなかった。今年に入ってようやく本格始動。ハンデ戦を2勝すると、6月5日のGⅡエヘルシト・ナシオナル・ボリバリアーノで重賞初勝利をあげた。前走のGⅠで4着に敗れたことと、GⅠ未勝利馬ということで今回は伏兵扱いだったが、鮮やかな逃走劇で強豪たちを撃破した。通算成績は14戦6勝(重賞2勝)。




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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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