• 木下 昂也(Koya Kinoshita)

伏兵トラーゴアマルゴが2強を倒してGⅠビルヒリオ・デカンを優勝


トラーゴアマルゴ(Trago Amargo)
写真:OFICIAL INH(@OficialINH) https://twitter.com/OficialINH/status/1579197254682173440


 10月9日、ベネズエラのラ・リンコナーダ競馬場でGⅠビルヒリオ・デカン(ダ1200m - 4歳以上)が行なわれた。


 8月28日に行なわれたGⅠスプリンターズの勝ち馬③マイティティコメート(My Títico Mate)と、2着だった⑥ストレンクスマスク(Strength Mask)の再戦となった。出走頭数は6頭と少なく、この2頭の一騎打ちとなることが予想された。


 マイティティコメートがハナを切り、4頭がほぼ横に並んだ2番手の外にストレンクスマスクがつけた。直線の入口では事前の予想どおりこの2頭の戦いになると思われたが、内から②トラーゴアマルゴ(Trago Amargo)も伸びてきた。3頭の大激戦はゴール直前まで続き、フランシスコ・ウルダネータ騎乗のトラーゴアマルゴがクビ差でこの争いを制した。勝ちタイムは1分10秒20。2着にはマイティティコメートが入り、そこからハナ差の3着がストレンクスマスクだった。


「この馬に再び乗れるチャンスをくれた陣営に感謝したい。頭を使ったレースだった。少し控えて、前に隙間ができるのを待った。この勝利を家族に捧げたい」と、鞍上のフランシスコ・ウルダネータ騎手は馬上インタビューで答えた。



 トラーゴアマルゴは父マリタルアセット、母リドディヴェネツィア、その父リドパレスという血統の5歳牡馬。2017年にベネズエラのラ・プリマベーラ牧場で産まれた。


 2020年7月5日のデビュー戦を白星で飾った。しかし、そこから目立った活躍をあげることはできず、ビルヒリオ・デカンまでは21戦5勝の重賞未勝利馬にすぎなかった。GⅠスプリンターズでは11頭立ての最下位に敗れている。伏兵が2強を倒すまさかの勝利で重賞初制覇をおさめた。



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木下 昂也(Koya Kinoshita)

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