
木下 昂也(Koya Kinoshita)
競馬の中米選手権、スタンバイ完了。アメリカの名手が集結予定
12月2日、カリブ競馬連盟が12月11日にベネズエラのラ・リンコナーダ競馬場で開催される中米選手権の各レースの登録馬を発表した。計6レースが行なわれ、ベネズエラ代表が28頭、パナマ代表が17頭、メキシコ代表が9頭、ドミニカ代表が5頭、プエルトリコ代表が3頭参戦する。
中米ダービーにあたるクラシコ・デル・カリベ(ダ1800m - 3歳)はベネズエラ4頭、パナマ3頭、メキシコ2頭、ドミニカ1頭の10頭で争われる。無敗でベネズエラ牝馬3冠を達成したリンダカーター(Lynda Carter)、メキシコ3冠を達成したイニエスタ(Iniesta)、パナマ2冠馬ミステルサンティ(Mr. Santi)が激突する。
中米オークスであるダマ・デル・カリベ(ダ1800m - 3歳牝馬)はベネズエラ4頭、メキシコ3頭、パナマ3頭、ドミニカ1頭の11頭立てが予想されている。メキシコGⅠ馬パスクアリータ(Pascualita)とベネズエラGⅠ馬フィロメナ(Philomena)の戦いに注目が集まる。
中米の古馬最強馬を決める戦いであるコパ・コンフラテルニダー(ダ2000m - 3歳以上)には11頭が出走を予定している。昨年の覇者であるメキシコ代表のエルサント(El Santo)に、ベネズエラ最大の競走であるGⅠシモン・ボリーバルを制したダニエロルド(Danierold)が挑む。
その他のレースの登録馬はカリブ競馬連盟のHPから閲覧できる。
今年は参加する騎手も豪華である。イラッド・オルティスとホセ・オルティスのオルティス兄弟に加えて、ハビエル・カステジャーノとエミサエル・ハラミージョというベネズエラ出身者、リカルド・サンターナ、パコ・ロペスなど、アメリカで活躍しているラテン系の名手が参加予定となっている。
ベネズエラでは現在 Covid-19 関連の規制により競馬場への観客の入場が認められていない。しかし、中米選手権開催日にはその規制が撤廃され、しかも無料で入場できるとのことである。名馬と名手を見に、多くの観客が競馬場に押し寄せるだろう。
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木下 昂也(Koya Kinoshita)
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