top of page

アントニオ・サノ調教師がベネズエラ人調教師のアメリカ最多勝利記録を更新

 9月9日のガルフストリームパーク競馬場10Rは、エドウィン・ゴンサーレス騎乗のナッシングバットパンプス(Nothing But Pumps)が勝利した。


 この勝利により、同馬を管理するアントニオ・サノ調教師のアメリカでの通算勝利数が949勝になった。これはマヌエル・アスプールア調教師が記録した948勝を超え、ベネズエラ人調教師のアメリカ最多勝利記録更新となった。


 ベネズエラ人調教師のアメリカ勝利数ランキングは以下のようになっている。

  • アントニオ・サノ 949勝

  • マヌエル・アスプールア 948勝

  • レオ・アスプールア 577勝

  • ロドルフォ・ガルシーア 541勝

  • マヌエル・メディーナ 538勝



 アントニオ・サノ調教師は、1963年1月4日にベネズエラで生まれた。1988年にベネズエラで調教師としての活動を始め、2010年にアメリカに移籍するまで、19度の調教師リーディング獲得を含む通算3338勝をあげた。


 アメリカ移籍後も順調に成績を伸ばした。2022年12月17日には、ガルフストリームパーク競馬場2Rをメジャープライス(Major Pryce)で勝利し、ベネズエラ人調教師として史上2人目のアメリカ通算900勝を達成した。


 主な管理馬には、重賞3勝をあげたガンネヴェーラ(Gunnevera)、2022年にGⅡファウンテン・ユースSを勝利してケンタッキー・ダービーにも出走したシンプリフィケーション(Simplification)、2023年のGⅢスマーティー・ジョーンズSを勝ったイルミラーコロ(Il Miracolo)が挙げられる。


■ アメリカ通算949勝目となったガルフストリームパーク競馬場10R



Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

  • X
  • Instagram
  • スレッド
  • note
  • Amazon
  • Ko-fi

CATEGORY

bottom of page