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伏兵サバレンカが2歳牝馬GⅠシウダー・デ・カラカスを優勝


サバレンカ(Sabalenka)
写真:OFICIAL INH(@OficialINH) https://twitter.com/OficialINH/status/1726349835064721783

 11月19日、ベネズエラのラ・リンコナーダ競馬場でGⅠシウダー・デ・カラカス(ダ1400m - 2歳牝馬)が行なわれた。ベネズエラで最初の2歳牝馬GⅠである。


 レースは、ジャン・カルロス・ロドリゲス騎乗の④サバレンカ(Sabalenka)が勝利した。道中は2番手につけると、4コーナーで逃げ馬を捕まえて先頭に立ち、後続の追い上げを1馬身差封じて勝利した。勝ちタイムは1分26秒00。


 注目されていた⑥フォーパームズクイーン(Four Palms Queen)は、直線で大外から必死に前を追うも、1馬身差とらえられずの2着に敗れた。3着には逃げた⑦カローラミア(Carora Mía)が粘った。



 サバレンカは父ユピテルプルウィウス、母マルプラクティスエムディー、その父ラングフールという血統の2歳牝馬。2021年にベネズエラのロス・サマーネス牧場で産まれた。全兄には、2018年のGⅠスプリンターズ(ダ1200m - 3歳以上)を勝ったアトラクション(Attraction)がいる。


 2023年8月27日のGⅢフリアン・アブダーラ(ダ1100m - 2歳牝馬)でデビューしたが、5着に敗れた。その後はGⅡを2戦して2着2回。3戦未勝利の身ながらGⅠに臨み、鮮やかな勝利をおさめた。




Koya Kinoshita

スペイン語通訳

スペイン競馬と中南米競馬を隅々まで紹介&徹底解説する『南米競馬情報局』の運営者です。

全国通訳案内士というスペイン語の国家資格を所持しています。

東京在住のインドア派。モスバーガーとミスタードーナツが好きです。

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